いきなりですが湘南モノレール特集。やっぱモノレールだよ。モノレール沿線に住みたい。
賢明な皆様なら何でこんな特集が突如登場したかおわかりかと思いますが、改めて説明すると美鳥の日々にはよくモノレールが登場します。上に軌道がある「懸垂型」という奴でして、千葉都市モノレールや湘南モノレールがこれにあたります(浜松町〜羽田空港の東京モノレールや沖縄のゆいレールなどは、下に軌道がある跨座型。参考:東京モノレールの技術情報)。
さて、美鳥で舞台になってるのはどのモノレールかということなんですが、湘南モノレールではないかなーと思います。理由はいくつかありますが、まず作中に登場するのは懸垂型であること、単線であること、そして色がほとんど一緒であること。ストーリー紹介のページの左側に小さく映ってます。あとは、緑が多く坂のある住宅地、という立地。これも湘南モノレールと一致します。
つーわけで乗ってきたよ。軌道は上なので当然下は何もありません。ホームのと段差が小さくて、電車に乗り慣れてると新鮮。ちなみにここは住宅街の真ん中にある地上駅です。
これが始発の大船駅。地上駅とは違い、橋上駅の場合は駅ビルに併設されてる大船駅でさえ超揺れる。予備知識なしに行くとかなりビビると思います。
出発風景。バスターミナルの上をすーっと出て行きます。
こんな感じの軌道に見覚えありませんかね?美鳥に出てくるモノレールと比較してみて下さいな。ちなみに、右下にいる京急バスとよくにた色合いのバスも作中に登場しています。
大船を出た後は旧京急道路(京急が作った有料道路。現在は一般道)の上をずっと走ります。起伏がある地形のため時々すごい高いところを通ることがあり、しかも鉄道の高架とは違って下には何もないためかなりのスリルを味わえます。それだけではなく、かなり速度を上げてトンネル突入なんてイベントもあり(イベントじゃないけど)。揺れもそこそこあるし、下手なジェットコースターには負けないよ。
両端の駅を除いて全駅無人駅。切符回収は車掌が担当するので、出口が前にある駅が近づくと車掌も前の車両に移動してきます。危なくないのかね。
そんな湘南モノレールにも車体広告の波が。って湘南新宿ラインかよ!たしかに湘南モノは湘新と競合しない京急系列だし、的確かもしれんが……。
美鳥で登場する駅についてですが、あれはさすがに架空の駅かなぁ。途中駅で、少なくとも島式(1つのホームの両サイドに車両が到着する)ではないと思うのですが。対./面式(ホームが2つ)だと富士見町がありますが、写真を見てもらえばわかるとおり超狭い。先週の回想シーンであったように、美鳥が正治を避けようと後ろに下がろうものなら、下がるどころか壁にぶつかるだけ。となると、単線の駅ということになる。どこだろう。
そうおもって検索してみたら、富士見町で間違いないのかも?もう少し詳しく検証されている方もいるようですが、駅については断定ではないみたい。湘南江の島や大船も混ぜたというのが正解なのかな。